骨粗鬆症
骨粗鬆症とは
骨粗鬆症は、骨が弱くなって骨折を起こしやすくなる病気です。骨折するまで症状がなく、見つけにくいことがこの病気の問題点です。
骨粗鬆症になると・・・
骨粗鬆症になると、ささいなことで骨折を起こすことがあります。例えば、転んで手をついて、手首の骨、橈骨(とうこつ)が折れることがあります。尻もちをついて、背骨の骨(椎体)がつぶれることがあります。もっとも怖い骨折は、太ももの付け根の骨(大腿骨近位部)の骨折で、手術が必要となります。
骨粗鬆症の検査と治療
当院では、X線検査、骨密度測定を行い、症状に合わせた内服治療(毎日~1回/月)から注射治療(1回/週~1回/6か月)まで、それぞれの患者さんに合わせた治療をご提案します。
骨粗鬆症により骨折を起こした人は、骨折した場所だけでなく、他の場所の骨も弱いため、一度骨折したら、しっかりリハビリをして筋力をつけ転びにくくすることと、骨粗鬆症の治療を行なうことが大事です。